生物多様性の形成プロセスや種分化、生物の色彩や形態の適応的意義に興味があります。
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新着情報
- 近況・予定
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寒すぎ!部屋に籠もって原稿をひたすら進めたり、南の島に避寒しながら冬をやり過ごします。。。
12月7日の日本生態学会近畿地区会では奨励賞をいただました。渾身のオガサワラヌマエビ研究が評価されて嬉しい!3月中旬には日本生態学会@京都でも口頭発表予定です。こちらはお魚ネタ。 - 2025-12-18
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Check List誌から小笠原諸島におけるザラテテナガエビの初記録論文(Hanai & Fuke, 2025)が出版されました!オープンアクセスです。花井さんが圧倒的豪運&実力によって父島から採集した1個体を同定し、報告しました。今回得られた標本は、両側回遊型の種が海洋島に稀に分散するという、本来観察が極めて難しい事象の貴重な証拠であり、海洋島における淡水エビ相の形成に重要な示唆を与えてくれます。浮遊期の長い種は現代においても他の地域から小笠原諸島にたどり着くんだなぁと感心しました。
- 2025-10-10
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Fauna Ryukyuanaからオオテナガエビの分布に関する論文(福家ほか「オオテナガエビの分布記録の整理と奄美群島における新記録」)が出版されました!オープンアクセスです。奄美群島(奄美大島、加計呂麻島、徳之島)から初記録となるオオテナガエビを報告した他、本種の分布記録を整理しました。採集力の高い共著者パワーによる論文で、私はもっぱら文献の精査をしていました。
- 2025-09-25
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日本甲殻類学会の和文誌Cancerから3本の論文が出版されました!(すべてオープンアクセスです!)うち2本は、小笠原諸島の淡水エビ類相について、怪しかった部分を再検討した内容となっています。
まず、福家・竹下・小松「ミナミテナガエビは小笠原諸島に分布するのか?」は、小笠原諸島に分布するとされるミナミテナガエビの文献および標本記録を明治期まで遡って洗い直し、小笠原諸島における本種の確かな記録が実は存在しないことを示唆する結果を得たものです。
2つ目の福家・佐々木「小笠原諸島に生息するヒメヌマエビ種群のDNAバーコーディング」では、小笠原諸島から報告のあるヒメヌマエビとコテラヒメヌマエビについて、DNAバーコーディングによる同定を行い、小笠原諸島にはヒメヌマエビのみが分布することが示唆されました。
3つ目の藤井・福家「1府2県におけるチュウゴクスジエビの新規および追加記録」は、外来種チュウゴクスジエビが山梨県と福井県から初記録された、という内容です。併せて、京都府からの追加記録を報告しています。第一著者の精力的なフィールドワークの成果です!
小笠原の2本については摂南大学からプレスリリースが出ています。 - 2025-09-24
- インドネシア・リアウで開催された14th International Seminar of Fisheries and Marine ScienceでKeynote speakerとして淡水エビ類の系統地理や進化について講演しました(オンライン参加)。インドネシアの調査でお世話になっている人たちに自分の研究をちゃんと話したのは初めてでした。しかし、環境や水産系の発表が多い中で私の発表は明らかに浮いていましたw
- 2025-07-21
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写真提供や部分的に監修した企画展が始まりました。ひとつは琵琶湖博物館の「2025年水族企画展示 淡水魚から見る世界の湖沼」です。なんと、インレー湖の魚類の標本と生体が展示されています。9月28日まで。必見!
また、小笠原世界遺産センターの「特別展・ぎょぎょ展」もわずかながら淡水えび類の写真提供や生体展示に協力しています。こちらは8月30日まで。小笠原に行った際は是非! - 2025-07-02
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ビワマスを新種として記載した共著論文が出版されました!(Fujioka et al., 2025)ビワマス、アマゴ、ヤマメのMIG-seq解析のお手伝いをしました。長らくビワマスを研究されている共著者の皆さんの大仕事に関われて大変光栄でした。琵琶博と摂南大学からプレスリリースが出ています(ほぼ同じ内容)。
- 2025-04-01
- 摂南大学農学部に異動しました!これまで以上に淡水生物の研究を進めていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いします!
- 2025-02-25
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夢前川水系のカワリヌマエビ論文が出版されました!(Ishii & Fuke, 2025)約30年ぶりに水系レベルでカワリヌマエビ類の分布調査をしたところ、ダムより下のほとんどで在来種ミナミヌマエビは外来種シナヌマエビに置き換わっていたという内容です。石井さんの精力的な野外調査・形態解析の賜物です。遺伝研からリサーチハイライトが出ています。
さらに、和文の共著論文も出版されました!(国松・福家, 2025)うどん県小豆島でエビの調査をしている時にたまたま採集したスミウキゴリが、実は重要な標本でしたという内容です。私は採集のみの貢献で、標本の重要性や形態的特徴は主著者の国松さんが浮き彫りにしてくれました。
- 2025-01-23
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共著論文が出版されました!(Sawada et al., 2025)広域分布種クロダカワニナの系統地理と分類学的整理です。3新種が記載されました。自分はMIG-seqによる遺伝解析をわずかにお手伝いをしました。京大からプレスリリースが出ています。
- 2025-01-06
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新年1本目の共著論文が出版されました!(Inui et al. 2025)。なんと本州初記録のオオテナガエビとマガタマテナガエビの記録です。もちろん北限記録です。自分はDNAバーコーディングによる貢献です。オープンアクセスです!
- 2024-12-25
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初のコメンタリー論文が出版されました!(Fuke, 2024)。日本のカワリヌマエビ類に関する先行研究について、同定が間違っているのではないかという指摘をしています。カワリヌマエビ類では、同定が間違っている研究はたくさんあるのですが、今回は私たちが外来種とみなしているタクソンを在来種と同定していたので、他の研究者の混乱や保全・外来種管理上の混乱を未然に防ぐためにコメンタリーとして発表しました。オープンアクセスです!
- 2024-11-14
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共著論文が出版されました!(Fukuyama et al., 2024)。ボルネオのキノボリアトバ属Dryocalamusのヘビの色彩多型に関する研究です。ストライプ模様の種とバンド模様の種が実は同じ種だったという驚きの結果です。自分はMIG-seqのライブラリ調整やMiSeqのランをお手伝いをしました。
- 2024-08-19
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分担執筆した書籍「琵琶湖の魚類図鑑」が出版されました。「甲殻類の概要」、「ヌカエビ」、「ミナミヌマエビ」のページを担当しました。琵琶湖のヌマエビ属のエビを初めて種ヌカエビと扱った文献ではないでしょうか(たぶん)。卵サイズも新たに測りました。貝類と甲殻類はほぼおまけですが、魚類についてはかなり充実した内容となっています。是非お買い求めください!著者割(2割引)の案内もできます。
- 2024-08-15
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日本甲殻類学会の和文誌から3本の主著論文(査読付き)が出版されました。1つ目は「リュウグウヒメエビ」に2種が含まれている問題の整理を図ったものです。第2著者が心血を注いで集めた圧巻のサンプル数で、見事に2つのタクソンの特徴を浮き彫りにできました。論文はこちらから、オープンアクセスです。
2つ目はナンヨウテナガエビの追加記録と近縁種ザラテテナガエビとの新しい判別形質に関する報告です。これまで日本から2個体しか得られていないナンヨウテナガエビですが、共著者のみなさんが計10匹も集めてくれましたので、それらの標本を検討しました。ナンヨウテナガエビはザラテテナガエビと比較して、胸脚が太いことが判明しました。判別に使いやすい形質です!論文はこちらから、オープンアクセスです。
3つ目は九州中北部におけるカワリヌマエビ類の分布に関する論文です。共著者のみなさんからいただいたサンプルを解析したところ、宇久島からミナミヌマエビ、九州本土からイキシマカワリヌマエビが見つかりました。同時に、非常に残念なことに、福江島を含む九州の各地から外来種シナヌマエビが見つかりました。在来集団の保全および外来種の対策が急務です。論文はこちらから、オープンアクセスです。
- 2024-06-24
- 琵琶湖カワリヌマエビ論文の解説を生物の科学 遺伝の7月号に寄稿しました。「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」という連載の第3回になります。
- 2024-06-13
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共著論文が出版されました(Sawada et al., 2024)。琵琶湖のカワニナ属の分類学的再検討の続編です。新種アザイカワニナが記載されました。自分はMIG-seqによる遺伝解析をわずかにお手伝いをしました。京大と遺伝研からプレスリリースが出ています。
- 2024-03-17
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伊豆半島から本州初記録・日本2例目・北限記録のナンヨウテナガエビを報告した論文が水生動物から出版されました(皆川・福家, 2024)。オープンアクセスです!
- 2024-01-05
- 今年もよろしくお願いいたします。小型甲殻類の標本の作成・管理方法をまとめたページを更新しました。やっぱり、本HPのサーバーにhtmlを置きました。ページのレイアウトが他のページと異なっています。
- 2023-12-22
- 久しぶりに研究ページを更新しました!
- 2023-11-06
- 琉球列島から日本初記録のテナガエビ類である𝘔𝘢𝘤𝘳𝘰𝘣𝘳𝘢𝘤𝘩𝘪𝘶𝘮 𝘮𝘢𝘮𝘮𝘪𝘭𝘭𝘰𝘥𝘢𝘤𝘵𝘺𝘭𝘶𝘴を報告した論文がCheck List誌から出版されました(Fuke & Maruyama, 2023)。査読者がすごい大御所でびっくりしました。ありがたやー。オープンアクセスです!
- 2023-10-20
- 川えびを始めとする淡水甲殻類の標本の作り方や管理方法をまとめたページを公開しました。試験的にGitHub Pagesを使っています。まだ、作成途中ですので、徐々にコンテンツを充実させていこうと思います。こういうのが欲しいというリクエストがあれば気軽にお知らせください。
- 2023-09-25
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主著論文が出版されました(Fuke et al., 2023)。インレー湖周辺域でみられるタイワンドジョウ科の固有種の起源を探った研究です。固有種の分類学的な位置づけや核-mtDNAの一致しない結果が複雑で、また2回のリジェクトを食らうなど大変な難産でした。オープンアクセスです!
- 2023-04-02
- 学振PDとして国立遺伝学研究所の生態遺伝学研究室(北野研)に受け入れていただき、川えびの研究をメインワークに変えて進展させていきます。引き続きよろしくお願いいたします!
- 2023-01-25
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共著論文が出版されました(Sawada and Fuke, 2022)。琵琶湖のカワニナ属の分類学的再検討の続編です。2新種の記載を含む長大作です。自分はMIG-seqによる遺伝解析のお手伝いをしました。京大からプレスリリースも出ています。
- 過去の更新履歴



















